ごあいさつ

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会長   桝本 俊哉

 山口県公認心理師協会は、2019年2月20日に「山口県臨床心理士会」から名称を変更して現在に至ります。名称変更前の山口県臨床心理士会は1992年に設立され、当初から設立の趣旨に掲げた「山口県民の心の健康増進に寄与する」ことを目的として、研鑽に努めてまいりました。そして2019年に新しく誕生した公認心理師も迎え入れて、新たな職能団体としての一歩を踏み出して今日に至ります。
 公認心理師については2015年9月16日に公認心理師法が成立し、2018年9月9日には第1回の試験が実施されました。同年11月30日に合格発表があり、合格者の登録手続きが完了したことで、「公認心理師」が誕生しています。
 この公認心理師法の成立には、長年にわたり多くの方々からのご指導や支援団体からのお力添えをいただいたことを会員一同忘れることはありません。心よりお礼申し上げます。
 当協会には、臨床心理士、公認心理師、そして両方の資格を有する会員、およびこれに準ずる会員が所属しています。活動領域は、医療・保健、教育、福祉、産業・労働、司法・法務・警察、大学・研究所、私設心理相談と多岐にわたります。また、被害者支援や災害支援などにおいては領域横断的な高い専門性も求められます。このため、当協会の会員一人ひとりが日々精励して専門性を高めていくと共に、活動領域を超えて連携協働していくことが重要になります。当協会では、会員に対しては会員のニーズに沿った実践的な研修会の企画実施に努め、ホームページを通して研修会開催のアナウンスや求人情報、各種活動報告などを迅速かつ的確にお伝えし、会員相互の交流も促進しております。

 山口県公認心理師協会は「山口県民の安心と心の健康増進に寄与する」ことを目的とし、心理サービスを提供する専門的職能団体として、これからも弛まぬ努力をしてまいります。引き続き皆様からのご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。