第3回日本公認心理師学会 学術集会 静岡大会

2023.12.05

「第3回日本公認心理師学会 学術集会 静岡大会」のご案内

 開催形態:オンライン配信形式
 開催期間:ライブ配信(20231210日)
       オンデマンド配信(20231210日~202419日)


大会特設HP
https://procomu.jp/jacpp2023/
日程表
https://procomu.jp/jacpp2023/pdf/jacpp2023_timetable_1121-2.pdf
一般演題
https://procomu.jp/jacpp2023/pdf/jacpp2023_saitaku_1122.pdf

本大会のメインテーマは「公認心理師は社会に広がる」として、盛りだくさんのプログラムをご用意しています。

教育講演プログラム

参加対象:臨床心理士など守秘義務を有する対人援助専門職の方・公認心理師養成課程の大学院生も参加可能です
 

なお、以下の市民公開講座は無料でどなたでも視聴できます。

市民公開講座

 

【プログラムご紹介】

まず、滝川一廣先生による基調講演「「こころ」を扱うのが心理臨床なのだろうか」の一部です。「私が精神科医になりたての頃にぶつかったのは、こころに悩みを抱えた人へのケア、つまり心理治療の技術、方法をどう身に付けたらよいのか、という問題でした。先ず戸惑ったのは、医学部で習ったところでは治療とは疾患を特定してその疾患に応じて方法を選択するものなのに、心理治療はそうではないことでした。疾患や悩みのあり方によって治療法が選ばれるわけではなく、精神分析家のところに行けば精神分析、行動療法家のところに行けば行動療法というように治療者側の流派によってアプローチが決まります。そしていずれも成果が報告されます。どれを選んだものか・・。
この後、滝川先生はどのようにして現在のスタイルに辿り着いたのでしょうか?基調講演のお楽しみです!

次に、招待講演1です。杉原保史先生による「治療的コミュニケーション:学派を超えた共通の基礎スキル」についてです。先生からは「治療的コミュニケーションは、学派を超えた共通の基礎スキルとして、どのような立場の方にとっても重要なものです。皆さんと共に学ぶことができることを嬉しく思っています。よろしくお願いします。」とコメントをいただいております。

続いて、招待講演2は藤岡淳子先生による「犯罪の加害と被害への対話サークルを用いた支援」です。 同席した司会者によると…大会テーマ「公認心理師は社会に広がる」を実現するためには当事者との協働である当事者参加という視点も重要です。藤岡先生の実践はまさに当事者参加。当事者参加では場の安心、安全感を支援者が作ることが大前提で、そのためには支援者の自己開示や自己一致の姿勢が試されること、そしてそれは実は全ての心理支援の基礎基本であるということをしみじみと再認識できる内容でした。「上もなければ下もない」について考えさせられる味わい深い講演であることを保証します。

 大会詳細は以下をクリックして、ご確認ください!
 https://procomu.jp/jacpp2023/

大会参加のポイント①:いつでも視聴できるプログラムが豊富
これらのプログラムをはじめ、シンポジウムや講演のほとんどはオンデマンドで視聴可能ですので、たとえ12月10日のライブ配信でご都合がつかない方であっても、ご視聴可能です。

大会参加のポイント②:書籍が10%オフ
参加登録された方のみが閲覧できるサイトで、専門書が10%オフで購入できます!書籍の閲覧は、大会参加者のみ可能です。

大会参加のポイント③:専門認定にかかるポイント取得
公認心理師学術集会参加によって、専門認定に必要な単位(最大5単位、一般演題発表者最大7単位)が取得できます。「専門認定ってなに?」と思われる方は以下のサイトをご確認ください!
 https://procomu.jp/jacpp2023/tani.html